仙台国際日本語学校

「仙台国際日本語学校」は宮城県仙台市にある日本語学校です。

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仙台国際日記(ブログ)

2018年度 国際理解教室まとめ

2019.04.17

仙台観光国際協会さん主催で行われている国際理解プログラム
当校では2016年度から、同プログラムに学生を講師として派遣しています。


派遣までの流れとしては、


 ①小学校などの団体から仙台観光国際協会さんへプログラムの申込みがあり、
 ②協会の担当者の方がその申込みを振り分け、そのうち何件かが当校に。
 ③依頼元の団体と当校で日程や内容等を調整し、実施可能なら事前に打合せ。
 ④そして学生の中から講師を選び、資料等を準備させ、何度も練習を繰り返し、
 ⑤ようやく当日、派遣(教師1名が引率)


と結構な人と時間と手間がかかることなので、そう多くお受けすることはできないのですが、
昨年度もご依頼をお断りすることなく計5回、のべ18名の学生を派遣することができました。
Facebookではその都度、その様子を写真とともにご紹介してきましたが、
こちらではその5回分をまとめて、ざっと振り返ってみたいと思います。


①鹿野小学校(11月20日)

①


●講師...1クラスのPレウさん(タイ)、Zンさん(中国)、Uニスさん(フィリピン)、2クラスのAレさん(ネパール)
●対象...6年生
●その他...授業後は給食もご馳走になりました。また後日、子どもたちが書いたお礼の手紙をいただきました。
▼当日の写真
https://www.facebook.com/pg/sendai.japanese/photos/?tab=album&album_id=2474113485994179


②人来田中学校(11月27日)

②


●講師...Rヴィンさん(スリランカ)、Uニスさん(フィリピン)、Dゥさん(ベトナム)、Yウさん(台湾)
●対象...2年生と3年生
●その他...講師による自己・自国紹介の後、生徒さんたちの英語学習の一環として、生徒さんが地域や学校、自己の紹介を英語でし、当校の学生がそれを聞き、質疑応答などのやりとりを、これも英語で行う活動にも参加。
▼当日の写真
https://www.facebook.com/pg/sendai.japanese/photos/?tab=album&album_id=2484126341659560


③東四郎丸小学校(12月11日)

③


●講師...1クラスのSビンさん(ネパール)、2クラスのIンマさん(スペイン)、7クラスのGェルマナさん(イタリア)とIルマさん(インドネシア)
●対象...3年生と4年生
●その他...小学校の先生方からは、「ご自身のことや自国の文化などについてパワーポイントなどで丁寧な資料を準備していただき、目から情報が入ることの多い子供達にとって分かりやすいものでした。おかげさまで、担任も子供達にとっても、とても楽しく有意義な時間となりました。」とのお言葉を後日メールでいただきました。
▼当日の写真
https://www.facebook.com/pg/sendai.japanese/photos/?tab=album&album_id=2513403738731820


④第一学院高等学校仙台キャンパス(2月26日)

④


●講師...7クラスのDュウさん(ベトナム)とIルマさん(インドネシア)
●対象...1~3年生の約40名
●その他...これが3年目にして初めての高校訪問。またこの日の様子は、第一学院仙台キャンパスさんのブログでも紹介されました。
▼当日の写真
https://www.facebook.com/pg/sendai.japanese/photos/?tab=album&album_id=2665839796821546


⑤鶴谷東小学校(3月12日)

⑤


●講師...1クラスのAメさん(カメルーン)、Iザベルさん(アメリカ)、7クラスのYウさん(台湾)とGェルマナさん(イタリア)
●対象...1年生約40名
●その他...授業後は給食もご馳走になりました。また後日、子どもたちが書いたお礼の手紙をいただきました。ちなみに、鶴谷東小学校への訪問は、これが3年連続3回目でした。
 ・2016年度の訪問の様子
 ・2017年度の訪問の様子
▼当日の写真
https://www.facebook.com/pg/sendai.japanese/photos/?tab=album&album_id=2733680450037480


以上、2018年度に派遣・訪問した5校でした。
上述の通り、実施までは結構大変なのですが毎回思うのは「やってよかった」ということ。
それは「地域社会の役に立っていることを直に感じられるから」ではないかと思います。
また講師を務める学生にとっては、日本社会(の一部)を知ることにもなりますし、
学習中の日本語を意味や目的、あるいは使命感を伴って使う得難い機会にもなっています。
おそらく学生たちは私以上に「やってよかった」と思っていることでしょう。

ということで当校では今年度も、できる限り多くの学生を派遣したいと考えています。


(瀬戸)

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