仙台国際日本語学校

「仙台国際日本語学校」は宮城県仙台市にある日本語学校です。

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仙台国際日記(ブログ)

校外研修Aコース(岩手方面)

2019.07.05

6月24日(火)は、年に2回の校外研修旅行の、今年の第1回目でした。
以前は全員で同じ場所に行っていましたが、学生数の増加と学生の多様化から、
昨年第2回目の研修旅行から、A・Bの2コースから選択できるようにしました。

また、この研修旅行の後には学生たちに感想文を書いてもらうことが恒例で、
今回もほとんどのクラスで、翌日の作文の時間に感想文を書いてもらいました。
ここではその中から、Aコースの旅行に参加した4クラスのKビンさん(インドネシア)
の感想文に写真を挿み、振り返ってみます。

Aコース
 6月24日、日本語学校の旅行が行われました。
私はAコースで、岩手県の猊鼻渓中尊寺に行きました。
朝8:30時、学校からバスで出発して、猊鼻渓まで1時間半ぐらいかかりました。



 猊鼻渓に着いて、みんなが船に乗って、川を通り始めました。
川の両側にたくさん大きくて、美しい岩が並んでいました。
岩で緑の植物もたくさん生えたので、景色がとてもきれいでした。
渓谷の中で舟を降りて、もっと深くまで歩きました。
あそこにきれいな、漢字を彫った石を買て、近の岩にある穴に投げられます。
石が入れたら、彫られた漢字が叶えるということです。
私は石をいれられなかったの上、投げたとき、うでわも川に飛んでしまいました。
その後、昼ご飯のため、船着場に戻りました。
戻りながら、舟のこぎ手は歌いました。
曲と景色と一緒に経験すると、気持ちが落ち着きました。
本当に素晴らしいところでした。
友達とインターネットによると、秋に紅葉で猊鼻渓がもっときれいそうなので、
秋にまた行きたいです。



 今回のお昼ごはんはお弁当でした。
エビフライ、焼きさば、わらび餅もあって、全部美味しかったです。
食べながら、みんなも楽しく話したり、歌ったりして、とても賑やかでした。
食べ終わってから少し時間があって、お土産を買いに行って、バスに戻りました。



 次の所は中尊寺という古いお寺でした。
バスから降りて、お寺に歩きました。
お寺に向かう道は険しくて、山登りのように歩きました。
上から素敵な平泉町の景色が見えます。
中尊寺はとても立派な建物でした。
木彫もきれいし、古いのに建築も強そうでした。
雨で屋根も銀のようにキラキラしていました。
中尊寺だけではなく、周りにたくさん小さいお寺もあります。
隣のお寺は目が悪い人に向けでした。
私は目が見えない弟のために祈って、どうやって願いが叶えられるでしょうか。
このお寺の下にたくさん蟻地獄がいるのを瀬戸先生に教えていただきました。
蟻地獄のことも勉強になって、おもしろかったです。
近に、小さいお土産屋で色々な木から贈り物を売られました。
店員は私に色々な日本語で木の名前を教えてくださいました。
きれいな鉄刀木(タガヤサン)から作ったうでわを見つけて、猊鼻渓に消えたうでわのかわりに、 新しいのを買えるのがうれしいかったです。
博物館と神社もありましたが、時間が足りなかったので、すぐバスに戻りました。



 15:30時、仙台に帰り始めて、17時前に学校に着きました。
とても疲れましたが、先生と学生たちのおかげでこの旅行は本当に楽しくて、
忘れられない経験をできました。

原文のままですので、多少の読みにくさはあるかと思いますが、なかなかの出来。
全体的な行程に個人的な経験を織り交ぜ、彼しか書けない唯一無二の文に仕上がっています。
上のKビンさんの文中にも名前がありますが、私はこのAコースに添乗、引率しました。
当日は雨模様でしたが強くはなく、かえって情緒や歴史を引き立ててくれたように思います。
(※当日の写真はこちらから!)

果たしてもう一方のBコースは!?
乞うご期待!


(瀬戸)

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