盛岡大学の学生さんとの交流会(2025)
2025.10.08
先日、9月25日に盛岡大学の学生さんと交流会を行いました。
例年行っている交流会ですが当校からは午前クラスの学生、そして盛岡大学からは2~4年生の学生さんが参加しました。
当日は、
①盛岡大学の学生から盛岡と盛岡大学の紹介
②好きなもの紹介
③国の言葉教室(授業づくり)
という流れでした。
まずは好きなもの紹介。できるだけたくさんの人と自己紹介を行い、好きなものが自分と同じ人が何人いるかを数えるというもの。
やはり好きなものが同じだと、会話も弾みますね♪
次に国の言葉教室。
流れとしては、
1)留学生が日本人大学生に国の言葉と意味を教える
2)教わった大学生が先生役となって、違う国の留学生に教える
というもの。
これが本当に難しい!
日本人大学生に教える留学生の言葉にも力が入ります。
「違う!違いますよ!〇〇じゃなくて、✕✕です!」
「日本語にはこの発音はないから難しいと思うけど、がんばって!」
など、叱咤激励の嵐( ゚∀ ゚)
いつもは教える側の日本人グループですが、今日は生徒として真剣にメモします。
そしていよいよ教室を開く時間に。
大学生たち・・・緊張しています(^^;
教えた留学生は基本的に、別の場所へ移動しますが、大学生が心配で様子を見に来る学生も(笑)
何とか教室を終えた大学生たちは一安心。
やり切ったという表情でした(^^)
以下、両校学生からのアンケートの回答です。
〈当校の学生から〉
・日本人の大学生と話したのは楽しかった。
・自分の国の言葉を教えるチャンスをもらったので、楽しかった。そして、他の国の言葉も教えてもらったのは面白かった。
・大学生の先生たちと話して、日本語やいろいろな国の文化を学ぶことができました。
・一年に一回じゃなくて2、3回やって欲しい。
・とても楽しかった。いろいろな国の語聞いたり、書いたり、話したりしてとてもうれしかったです。大学生の先生もみんなやさしいです。この機会のために本当にありがとうございます。
〈盛岡大学の学生さんから〉
・今回わたしは日本語学校の人がどれくらい日本語ができるのか、そして自分もうまく日本語を話せるか不安だったが、日本語学校の人が明るく接してくれたおかげで自分も楽しく交流することができた。日本語学校の人が自分たちの日本語をわかろうとしてくれたのが嬉しかった。
・アイスブレイクでは、短い時間だったが、5-6人の留学生と交流できた。ある程度話すことが決まっていたが、理由以外にも「なんのゲームが好きですか?」、「いつサッカーを始めましたか」など話を広げながら、相手のことを知れるゲームで、楽しかった。その後の外国語の授業作りでは、留学生とさらに深く話せた。
・緊張してうまく話すことができない時もあったけれど、楽しく交流ができました。学習者の母国語を教えてもらう交流が特に楽しかったです。私はモンゴル語を教えてもらいましたが、日本語にはない発音がありとても苦戦しました。しかし、楽しく教えてもらったのでとても面白かったです。
・すきなものゲームでは、好きな漢字やスポーツは書くのが少し難しそうだった。実際に交流した時は学習者の方も楽しそうでよかった。国の言葉を教えてもらう活動では、さまざまな国の言葉を知ることが出来て楽しかった。
・盛岡市・盛岡大学の紹介では、「岩手県知ってます!わんこそば美味しそうですね!」など留学生が興味を持ってくれたのがすごく嬉しかったです。好きなものゲームでは、共通点を探す際に理由だけでなく、「どこのお店が美味しいか、何味が好きか」など話を膨らませて会話練習を行いながら楽しくできました。留学生が先生となって母国語を学生に教える時間では、留学生の中にも母国で学校の先生をしていた方がいたので、教え方がすごく上手だと感じました。
・初めは緊張して、自分から話すことができなかった。しかし、時間が経つにつれて緊張が解け話せるようになっていった。教室の雰囲気がとても良く、楽しく交流することができた。自分が話している日本語が学習者の方に伝わるのが嬉しかった。
・留学生の方と会話する機会は初めてだった。自分の日本語が伝わるか不安だったが、留学生の方からたくさん話しかけてくださった。想像していたより会話の反応も良くとてもいい機会になった。
・昨年度お世話になった先生方や、留学生のみなさんに久しぶりにお会いすることができました。私のことを覚えていてくれた留学生も居て、大変嬉しかったです。留学生の母語を教え合う活動では、未知の言語を学ぶ難しさを体感することができ、活発で良い交流の機会になりました。
盛岡大学の皆さん、また来年楽しみにしています!