仙台国際日本語学校

「仙台国際日本語学校」は宮城県仙台市にある日本語学校です。

お問い合わせ

メニュー

仙台国際日記(ブログ)

校外研修Bコース(石巻方面)

2019.12.24

12月4日(水)は、年に2回の校外研修旅行の、今年の第2回目でした。
以前は全員で同じ場所に行っていましたが、学生数の増加と学生の多様化から、
昨年第2回目の研修旅行から、A・Bの2コースから選択できるようにしました。

また、この研修旅行の後には学生たちに感想文を書いてもらうことが恒例で、
今回もほとんどのクラスで作文の授業で感想文を書いてもらいました。
ここではその中から、Bコースに参加した1クラスのLさん(中国)
の感想文に写真を挿み、振り返ってみます。

バス旅行

 今年の第二回目の学校の旅行、やっとなりました。いつもと同じ、今回も二つのコースが選ばれます。Aコースは仙台うみの杜水族館とキリンビール工場に行きます。Bコースは石巻市でほってぇ皿作りと木のや石巻水産美里町工場です。私は魚が大好きです、Aコースは魚を見るだけ、Bコースは魚の試食があるので、Bコースに行こうと思いました。

 朝9時出発しました、1時間半くらい、ほってぇ皿作りの場所に着きました。最初はみんなは広い部屋で皿の作り方を勉強します、教える先生は瀬戸先生に友達を聞かれて、とてもユーモアな人と思います。それから、学生たちは二グループを分けれていました、違う教室に入りました。

 午前中は皿の形を作ります、一番印象的なのは、粘土と黒の粉を混ぜます。粘土が硬いから、混ぜにくいです。力を入れて、だんだん疲れたけど、理想的な結果を達しなかった。ですから、道具を使って、その粘土をたたいて、友達を助けてもらって、よくできました。そして、木の丸棒で平らにして、型紙を使って粘土を切り抜きました。せっこう型に白い粉をつけて、平らにした粘土をせっこう型に押し付けて、後は刻印を押して、粘土をせっこう型からゆっくりとはがして、紙皿に敷いて、はがした粘土をのせます。ここまで、私たちの手作りが終わりました。

捏ね.jpg

 次は昼ごはんです、ちょっと遅いけど、あります。でも一口を食べて、そんなにおいしくないと思いました。ライスはちょっと生の感じがあります、なぜなら、料理を運ぶ人は事故が会いました、ですから工場でいそいで簡単な料理を作りました。ごはんがないよりよかった。

 食後は皿に色をつけました。先生の話を聞いたら、みなさんは自分気に入った素焼きの皿を選びました。違う濃度の釉薬があります、濃度がうすい釉薬の色もうすい、私は一番うすいのをかけました。そして、皿の表面になにかを書きます、絵でもいいし、名前でもいいです。私は色つけが上手じゃないけど、本当に楽しかった。来年一月くらい完成した皿が手元に届きます、自分で作った完成品が楽しみです。

塗り.jpg

 最後、水産工場に行きました。とても大きい工場です、工場でいろいろな話を聞きました。鯨肉も食べられると聞いてびっくりしました。鯨肉はどんな味でしょうかと考えました。そしては一番好きなこと、魚の試食です!私は1つを食べたらやめられなくなりました、美味しかった。お茶もあります、食べながらお茶を飲むのは幸福なことですね!鯨肉も食べました、ちょっと苦いけど、美味しいです。

木のや.jpg

 これは私の一日のバス旅行です。おもしろいからあまり帰りたくないです、もし今後機会があれば、もう一度行きたいです。少し疲れましたが、忘れられない一日でした。


小さな間違いには(ここでは)目を瞑って、原文のまま掲載しました。
でも意味はとれると思いますし、特にほってぇ皿作りの行程が細やかに書かれていていい文章だと思います。
Bコースを選択した理由も、どこかユニークで面白いですね。

文中にもある「友達」と私は同じ中学と大学で学んだ同級生です。
現在彼は地元の小学校の先生として活躍中で、今回偶然の再会となりました。
というのも何と前勤務校でこのほってぇ皿作り(を含むプロジェクト)の重要人物だったそう。
年末の忙しい中(職場では出張扱いだったそうです)、ありがとうございました。

彼のほかにも多くの方々に支えられ実現した、このBコースの研修旅行。
Lさんの文章にもありますが、年明けに焼きあがった皿が届き、そこで完結します。
果たしてその出来栄えは?またこちらでご報告いたします。
(当日の写真はこちらから!)


(瀬戸)

ページの先頭へ