仙台国際日本語学校

「仙台国際日本語学校」は宮城県仙台市にある日本語学校です。

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仙台国際日記(ブログ)

教育活動における、教師自作の動画の活用

2020.10.07

以前「E先生の特別日本語レッスン "etube"」としてお伝した、遠藤先生による動画配信。
4月10日時点では「16」だったその数が、今では何と「61」にまで充実しました。
つい昨日(10月6日)も、新しい動画が2本アップロードされたばかり。
まだご覧になっていない方は、ぜひ一度当校のYoutubeチャンネルから「ご試視聴」ください。


"etube"のように誰でも観られる「公開」の動画と並行して、学生向け「限定公開」の動画も増えています。
4月、5月のオンライン授業期間前に制作を始め、今その再生リストの動画の数は優に三桁100を超えます。
対面授業に戻った後も、授業に宿題に欠席した学生の補習にと、様々な場面で活用が(細々と)続いています。

オンライン授業期間と比べるとペースはかなり落ちましたが、それでも制作→(限定公開での)配信も継続中。
私の場合は、そんな様子には見えないかもしれませんが、下の写真のような感じで動画制作を行っています。

IMG_6829.JPG


<動画制作の様子>

遠藤先生とは違い、PowerPointのファイルを操作しながらそこに音声を吹き込む。基本的にはそれだけです。
パソコンの画面上部に内蔵されたマイク目掛けて話していると、気分はさながらラジオパーソナリティー。
自分の顔と体は動画に入れず(それだけで負担は激減)、代わりにイラストのアバターを登場させています。

ファイルは相当数ストックがあるので、一から作るケースは少なく、たいていは体裁を整える程度。
でもやはり「残るもの」なので、それなりに準備をし、収録し(直し)、編集を加えるので時間はかかります。
科目や課にもよりますが、例えば30分のものを作ろうと思えば、どんなに少なくても2時間は必要です。
そんなに大変ならやめればと聞こえてきそうですが、それ以上の効果が実感できるからやってしまうんですね。
その「効果」についても、いつかまとめられたらとも思いますが、もう少し時間がかかりそうです。

"etube"も含め「動画」だけを見ても、オンライン授業期間の前後では大きな変化がありました。
今後も今までの方法では使い続けるでしょうし、新たな活用方法についても考えていきたいと思っています。
また、私も誰でも観られる「公開」の動画を作成しようと計画中です。お楽しみに(※顔は出しません)。

次の記事では、教育活動の「変化」の更なる例として、テストのデジタル化についてお伝えいたします。


(瀬戸)

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